居酒屋ふるかわ

昼飯食ったあとは昨年オープンしたと言う近くの佐賀城本丸歴史館をぶらぶら。昔の図面を元に完全に木造で復元したという建物は平屋だけどなかなかに立派。ボランティアガイドのおじさん達も熱心でいろいろ説明してくれる。入場無料だけど満足度に応じた寄附をお願いしますとのことで300円投入。
その後も博物館、美術館(こちらも無料)をぶらつき、街をうろつき開店を待ってお目当ての太田和彦氏推薦の居酒屋へ。雑居ビルの2階、何も知らなきゃ絶対入らないし予備知識があっても入るのをためらうような店構え。

まずはお約束のムツゴロウ。こちらは甘露煮じゃなくて煮付けだけど泥臭さは無く美味い。

「菱の実」これはオニビシと言う種類らしいけど水草の実。つまりは「菱形」の語源ですな。漢方薬にも使われるくらい体にいいらしい。栗のような空豆のような美味。
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そしてこの貝も美味かったけど酔っ払って名前忘れた…


そして本日の秀逸は鯖とクチゾコの刺身。鯖は玄海産らしいがこの脂の乗りは並大抵のもんじゃないですな。九州で関鯖を含めずいぶん鯖食ったけど今のところこの鯖が刺身では最強。クチゾコの薄造りもどうしてどうして歯応え良く旨味あり。でも春先だとクチゾコに真子が入っててこれが実は最高らしい。また来ねば。
薦められるままにいただく佐賀の地酒も能古美、東一などずしんと濃厚。いやまいった。佐賀はよかねえ〜。