大衆割烹 ひょうたん@祇園町

AND2007-06-13

最近時間に余裕があるときは祇園町博多区役所界隈で昼飯にすることがよくある。この辺には地味ながら常連客のハートをしっかりわしづかみにしているらしい店が結構あるのだ。「ひょうたん」もまさしくその一つ。靴を脱いで上がる入れこみ式の板の間に40人くらいは入れる店は昼前からいつも満席。威勢のいいお姉さまが注文を通す声が店内に響き渡り活気のあることこの上なし。本日の昼のメニューは焼魚がつぼ鯛西京焼に銀だらみりん、煮魚がかんぱち、さば、あらかぶ、ときて五種類全て750円。

それでここんちの魚はとにかくボリュームあるのよねえ。天神の正福あたりと比べると確実に1.5倍はありそう。あらかぶの煮魚は20センチ以上のサイズで一匹でもまず文句のないところだが、それじゃあこの店の基準に達しないと見え一匹プラス半身がおまけに付いてくる。煮魚はいかにも博多らしい甘めの味付けだがご飯の進むことこの上なし。全ての定食についてくる小鉢は刺身ってところがまたなんとも直球勝負。まさに質実剛健やねえ。
昼はもちろんいいのだがこの店、どうにも夜の部が気になる。雰囲気といいメニューといい、どう見ても間違いなく良い居酒屋だと思うんだよねえ。一度確かめに行かねば。