志賀島センター

AND2007-06-09

今書店に並んでいる九州大人のウォーカーなる雑誌の表紙の写真の丼があんまりウマそうだったので土曜の昼に行ってみることに。博多湾に浮かぶ志賀島だが砂嘴でつながっているため陸続き。直線距離なら近いけどぐるっと大回りするから天神からクルマで30分。早良区よりも西にあるのになぜか福岡市東区。福岡の人には今さら言うまでもないが歴史の教科書の2ページ目くらいに出てくる「漢委奴国王」の金印が田んぼの中から見つかったところであります。

島に入ってすぐの所にある志賀島センターは漁協直営の食堂。外観からはあんまり惹かれるものはないけどねえ。ほんとはシャコのボイルが食べたかったけど本日は入荷無しとのことで残念無念。しからば何はともあれ海鮮丼1050円。

熱々ご飯の上に海老、イカ、タコ、サザエ、ヒラス、カンパチなどが乗り真ん中には卵黄。胡麻ダレを回しかけてぐっちゃぐっちゃに混ぜて食べれば「海鮮丼」らしからぬ下世話なウマさがたまらない。さすがは漁師の賄い料理。まあ正直言って驚くほどのコストパフォーマンスってことではないけどね。

それから島中どこに行っても看板が出ているこの辺の名物サザエ丼。つまりはサザエの身を卵とじにした丼だがこれもやっぱりいかにも漁師料理。上品さのカケラもない味の濃さ。もう少し薄味にしないとせっかくのサザエの風味がわからんだろうという気もするがそこはそれ、そもそもきっとサザエの刺身とかつぼ焼きとか食い飽きてるような方々が食べるもんなんでしょうな。そう思えばこれはこれでアリか。