とら寿し@万屋町

今日から長崎くんち見物に長崎へ。去年仕事がらみで初めて見てすっかり魅了されてしまった「おくんち」。今年は日程が三連休とうまく重なったので完全にプライベートで来る事にしたのだ。

昼ごろ長崎に着き、何はともあれまずは「とら寿し」へ直行。遠方からの客が多いこの店だけにお祭りの時期は混んでるかなと心配したが思ったほどでもなく10分ほど待ってカウンターへ。
魚は地物のみだから、もちろんマグロとかイクラなんてものはあるはずもなし。鯛、サバ、えぼ鯛、キス、コハダなど酢で〆たネタはあいかわらずの絶品。特に昆布〆のねっとり感はなんともたまらない。他にはクマ海老(もちろん茹で)、アオリイカ、ウニ、アジなど。どれもこれも一貫ごとにうなってしまう素晴らしさ。
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ほとんどのネタは何かしら仕事がしてあるがいわゆる江戸前の風情とは少し違うんだよねえ。ご主人独特の「長崎前」か?
隣の客の鯛のアラ煮があんまり美味そうなのでそれも追加。

五島のほうの食べ方をもとにご主人がアレンジしたらしいがニンニクと梅が利いていて今まで食べた事の無いような不思議な味でこれが確かに泣かせる美味さ。
これだけおまかせでいただいてお銚子二本で2人で1万5千円。やっぱり目茶苦茶安いと言っていいわこれ。