若宮八幡裸祭り

今日から日本三大裸祭りとされる若宮八幡の秋祭り。夕方になるとふんどし姿の若い衆が商店を一軒一軒回りお神酒をふるまわれては三本締めを繰り返す。

すぐ近くの桂川の中ほどでは、長さ16メートル、直径3メートル、重さ約5トン、ギネス認定世界一と言う大たいまつが静かに点火を待つ。だんだん盛り上がる祭り気分。

そしてすっかり暗くなった6時。若宮八幡を神輿が出発。まずは陸組が担いで町を練る。川の中で神輿が開かないようさらしを巻き川組に神輿を引き渡す。

道中何度も繰り返される三本締め。やがて神輿は川の中へ。

一方7時半、橋の上からたいまつに向けて火矢が放たれる。逆風のため矢はなかなかたいまつに届かずどうなることかとハラハラしているうちに一本だけ見事に命中。紅蓮の炎が舞い上がりそれを背景に打ち鳴らされる和太鼓。祭りはいよいよクライマックスへ。

川に入った神輿は川の中で大きく蛇行しながらステージの方へも近づき待ち受ける観衆と一緒に三本締め。

その後も三本締めを繰り返しながら川を渡り、また町を練り、対岸の新宮へ着くと渡御は完了。立派な祭りではあるものの、ほんとに地元民の、地元民による、地元民のための祭りって感じ。昔はここまでではないにしろ、こういう祭りがどこにでもあったんでしょうねえ。