長崎くんち

AND2005-10-09

今日はくんちの最終日。朝から諏訪神社の舞台に各踊り町が登場。長崎くんちの正装は黒紋付に山高帽、唐人パッチ(股引き)。まさに和洋中がミックスされた和華蘭祭りの象徴です。いいねえこういう雰囲気。

出番を終えた江戸町のオランダ小船。江戸町(JEDOMATSI)からJDMを取って組み合わせた町の紋章は寛政年間にオランダ商館長から贈られたもの。通称タコの枕。かっこいい〜

諏訪神社の出番を終えた踊り町はそれぞれに長崎の町へ繰り出す庭先回り。


長崎市内は祭り一色。
祭りというものは本来その町の人々が自分達のために行うもの。しかし現在大きな祭り、有名な祭りに関しては観光のためのイベントと言う側面も絶対に無視できないわけでそういう面があるからこそ我々のような「よそ者」でも祭りを楽しむことができるわけです。長崎くんちはその二つの面のバランスがとてもいい具合に保たれてるような気がします。いいねえ長崎。この良さを多くの人に教えてあげたいけどあんまり観光客が増えすぎてもこのバランスが崩れるし…所詮よそ者は勝手なもんです。まああくまでよそ者の観光客としてはその町の宝である祭りを「見せていただく」と言うスタンスは忘れないようにしたいもんです。いやあ祭りって本当にいいもんですねえ。