油山

AND2006-08-27

今週末、麺族の面々は久住の坊がつるでキャンプとのこと。こないだの宴会の時に軽く誘われてちょっと心が動いたがやっぱり今回は見送り。それでも九州に住んでて山くらい行かなくてはもったいないと、突然山男化したえぬ(N)さん率いる「えぬ登山隊」の隊員第2号として入隊を約束してしまったのですね。ちなみに1号はコギさんですけど。
そう言うことなら何は無くとも登山靴くらいは買っておくかと土曜に購入。するとちょっと使ってみたくなるのが人情ってわけで一番近場でお気楽に登れそうな油山で足馴らししてみることに。
朝9時半に油山ふもとの市民の森に到着し一路山頂を目指す。標高597mの油山、この程度ならせいぜいお気楽ハイキングコースをイメージしていたにもかかわらず山道に入ると思わず見上げて首が疲れるほどの急傾斜。

日ごろの運動不足をまざまざと露呈しあっという間に息絶え絶え、ちょっと登っては休み登っては休みを繰り返す牛歩戦術。あっという間にTシャツは汗で絞れる状態。調子こいて久住なんか行かずにほんとに良かったわ。とにもかくにも1時間かけてようやく頂上へ。あ〜しんど。

しかし登ってみれば高々600m足らずとは言えヒートアイランドの下界とは異次元の爽やかな風が吹いていて無茶苦茶気持ち良い。見下ろせば百道浜から能古島まで一望。いやあ素晴らしい。せっかく登ったんだから長居しなけりゃもったいないとしばし休憩。

当初はあわよくば尾根伝いに隣の荒平山まで行ってみるかと甘くもくろんでいたが、すでに用意した500mlペットボトル二本は空っぽだし今日はこのくらいにしといたろかと迷わず下山。登りとは違う油山牧場方面に下りるルートをとり牧場のレストランで水分補給。ふ〜たまらん。

というわけですっかり元気回復。牧場から市民の森までは最短コースなら20分らしいが舗装路を歩くのもつまらんと自然観察の森を行く事に。これが意外やなかなか素敵な森。沢沿いの歩道は良く整備されているが人もほとんど歩いておらずすぐそばに賑わっている牧場があるとは思えないほど深い山奥の風情。


なかなか立派な滝の音に誘われてずんずん下ったもんで最後にはまたもや急な登りでぜいぜい言う事になったが1時間ほどで駐車場に。汗を拭いてシャツを着替えて車に乗り込むやいなやすさまじく大粒のにわか雨。うーんラッキー。