新福菜館

仕事を終えて夕方の新幹線に飛び乗り京都へ。駅弁買いそびれたのでビールとチクワで腹をごまかし京都駅でラーメン食べる事に決定。
京都駅すぐそばに二軒並んだ超有名老舗ラーメン店と言えば新福菜館と第一旭。チェーン展開しているがどちらもここが本店で二軒とも朝から深夜まで通し営業、しかも味の傾向は似通っているという珍しい例。日本随一の観光都市京都にあって、ある意味金閣寺や清水寺並みの観光名所でもあるがどちらもちゃんと美味いと言う大した店です。
私の場合ここに行くときはどちらに入るかはいつも着いてからの気分。待ち時間の少なそうな方に入るのが通例なのだが今回は9月から博多のラースタに出店するという新福菜館の味を確認しておこうと向かって右側へ。かれこれ2年半ぶりくらいか？

新福菜館だと麺もチャーシューも少し大盛りの上に生玉子が乗った新福そばをついつい注文してしまうのですねえ。わかっちゃいるけど醤油で真っ黒のラーメンは久々対面するとやっぱり強烈。麺までが醤油色に染まってます。しかし色からイメージするよりもけっこう薄味なのがいつもながら不思議。隣の第一旭の方が色は薄いがむしろ塩味は濃い。こちらはその分ちょっと甘味がある。たぶん使ってる醤油の違いなんでしょうね。ここのスープの旨味は出汁より何より醤油に由来するって気がしますな。さらに久々に食べて意外だったのは麺の美味さ。ちゃんと小麦の味がする。麺に生玉子をからめて食べるとちょっと下世話な美味さ爆発。ここの麺ってこんなに美味かったかしらん？たっぷり乗ったチャーシューは相変わらずの美味さだし久々の新福菜館は思っていた以上に好みにジャストフィット。ラースタ店がどうなのか楽しみなような怖いような…