満福楼@平尾

今日は先日よりとりにくさんと変に盛り上がっていた、怪しい中華こと・・・満腹楼に御邪魔。2人では心細いので、麺専門家、中華専門家をお誘いしての突入。(笑)

キャッチフレーズは「香港一流シェフがつくる本格中華家庭料理」
前に一人で行ったとき香港と日本の有名レストランを渡り歩いたと言う饒舌なご主人の作る水餃子と炒め刀削麺をいただいて「この店にはきっと何かある!」とニラんでいて今日こそはその全貌を明らかにしてやろうと目論んでいたのだが…

ご主人の話の方はさらにフルスロットル。曰く「毎年香港やパリに行ったりして最新の料理や食材を仕入れてくる」とか「あとひと月したら上海蟹出せるよ。予約があれば最高級1万円の蟹を仕入れる。」とか「フランス料理もできるよ。和牛のステーキに分厚いフォアグラ乗せたの美味いよ」とか。
前日には中華の最高級スープ4万円の仏跳牆を出したそうでそのダシガラと思しき牛筋肉が出てきた。(あれまさか金華ハムじゃないよなあ)

しかしそのすさまじい能書きの嵐に対して、出てくる料理はズッコケるくらい「看板に偽り無し」の至って庶民的家庭的中華料理。結局このシェフの腕の全貌は(もしもあるとすればだが…)全く明らかにならず。もちろん美味いことは美味いし値段はメチャ安(かなり飲んで食って一人2000円強)だから文句は無いんだけどね。もしも一人1万円のコースを頼んだらどんな物が出てくるのでしょう?誰か余裕のある方ぜひお願いします。

ま、しかし日本人ももっと自己主張しないといけないかもねぇ。そうしないと中国には絶対勝てましぇん。