福岡麺通団@渡辺通り

AND2006-05-02

噂の福岡麺通団ついにグランドオープンの日。あの「恐さぬ」の田尾和俊氏プロデュースによる讃岐うどん店の東京に次ぐ二店目である。へのさんやえぬ(N)さんの試食会レポを指をくわえて見ていたが居ても立ってもいられず駆けつける。やっぱり指じゃ美味くないし。
オープン当日の昼過ぎでかなりの混雑を予想していたが、やはりセルフの回転の早さかまだ知名度が低いのか行列はほとんど無し。それでも店内はほぼ一杯の盛況。
まずは初回と言うことで基本のひやかけ(小)とあつかけ(小)。さらにえびちくわ天とゲソ天卵天を加えて讃岐オーソドックスに行ってみる。
ひやかけの麺のあまりの美しさに胸が躍るがグッとこらえてまずは熱い方。セルフでかける熱いダシは思った以上に本場仕様のイリコがガツン。そうそうこれこれ、大阪に比べれば博多のダシもずいぶんイリコ系かと思っていたがやはり讃岐のダシは明らかに違うや。しかし温かいぶん麺の主張は意外に弱い。

あっという間に平らげて、待ちきれなかったひやかけに移るとまさしくキター━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!と慣れない顔文字を使ってしまうほどのインパクト。宮武系の無骨なコシとむっちり感。讃岐うどんにもいろいろあるが個人的に一番好きなタイプ。冷たいダシもキリッと感がさらに増してこりゃたまらんです。今や讃岐「風」うどんはどこにでもあるがこれはまさしく「讃岐うどん」ですな。惜しむらくはレモンじゃなくてスダチだろって気もするがこれは何かの意図があるのかな?さらに勝手な希望を言えば谷川米穀店風の唐辛子をぜひ九州に伝えて欲しいんだけどなあ。
次は「エッチな食感」のねばたまが気になるなあ。あ、そういえば「ひやあつ」はメニューには無いのね。「しょうゆ」を頼んで自分でダシかければいいのか。
しかしここまでの本場仕様、果たしてどこまで福岡で受け入れられるのか楽しみです。