フェニックスその2

AND2006-02-12

ちなみに「フェニックス」と発音してもアメリカ人にはまったく通じないらしい。髭剃りの「フィリップス」のCMの要領で「フィ〜ニックス」と歌うように言うと一発でOK。鹿児島と同じくらいの緯度だから今はもちろん真冬だが、砂漠の真ん中だから昼間の日なたは熱中症になりそうな暑さ。夜は冷え込むといっても薄手の上着が一枚あれば十分。これで積雪58センチのニューヨークと同じ国なんだからねえ。こちらに着てから三日間まだ雲というやつのかけらも見てません。

さて今日は昼間の仕事は順調に片付き夕食はメキシカン。ABUERO'Sというフェニックスとしてはかなりおしゃれな店だった。


これなら料理のほうも少しはお上品なのかと思い盛り合わせの皿をオーダーしたらこれがまたとんでもないデカさ。横幅は50センチはある。左上に見えるのはまあ普通の大きさのタコス。真ん中にエンチラーダが三種類並び右側には付け合せのライスと豆。味のほうはまずまずだがまあ二人でちょうどいい量でしたな。これで16ドルなんぼだからまあ安いけど。

ロス在住日本人女性スタッフがオーダーしたのはこちら。山盛りフルーツサラダの上に乗ってるのはなんとマグロの赤身のタタキ状ステーキ。一見どう考えても一緒に食べるもんだとは思えないが、食べてみるとさらにその感を強くする一品。すばらしくクリエイティブな発想と想像を絶する味覚とが生み出すアンビリーバブルな作品ですな。さすがアメリカ恐るべし。

トリノオリンピックも始まったがどうもこちらはそれほど盛り上がってるようには見えず。ましてアリゾナじゃ冬の競技なんて別世界の出来事なのかも。テレビ見ててもアメリカ選手の成績しかわからないがこうしてネットもできるし携帯でiモードも使える。便利な世の中ではあります。