Jazz at Acros＠アクロス福岡シンフォニーホール

ニューオーリンズの被災者支援チャリティーとして、福岡を拠点とするジャズマンに山下洋輔、辛島文雄、日野皓正、伊藤君子と言う国際的ビッグネームが絡むコンサート。キャパ2000近いシンフォニーホールも３階までびっしりだけど、山下洋輔が出るという情報だけで詳細がわからぬまま発売日即買いしたのが功を奏し、前から8列目の真ん中からやや左というピアニストの手元まで見えるベストポジション。
出演者が多いので一人の出番は少なく山下さんはソロで3曲だけと言うのが少し残念だったが久しぶりにボレロが聴けたので満足。
そればかりかあとからあとから思いもかけないお宝ザクザク。まさに大当たりの福袋状態。特に辛島文雄、内田浩誠、岩崎大輔のピアノ三台並べた枯葉セッションなんてめったに聴けるもんじゃない。ヒノテルは相変わらず軽やかなステップでダンスを見せるがよくよく見るとぼんちおさむのダンスにそっくりですな。最高。
最後は予想通り全出演者による「聖者が街にやって来る」。伊藤君子のヴォーカルにヒノテルはサッチモばりのスキャットで絡み、辛島文雄がソロをとれば席を譲って山下洋輔。うーんたまらん。エクスタシー３回くらい。６時半から終演の１０時過ぎまでほんとあっという間。
そうそうそれから福岡にも良いミュージシャンたくさんいるということも改めて確認。今度はライヴハウスも行ってみなければ。
しかしこれ誰が考えたのか知らないけど良い企画ですねえ。是非またやってください。これなら昼からスタートでも良し。