宗家一条流がんこ十八代目@難波千日前


今日は久々の大阪出張。しかもなんと、へのさんと一緒ということでこりゃ楽しみ。しかし日本列島はあいにく記録的な大雪。新幹線はかなり遅れそうと踏んで朝8時半の便で関空へ。伊丹へは都合のいい時間がないのよね。JALさんでもANAさんでもいいけれど朝9時くらいの伊丹便を飛ばしてくれんもんか。

関空に着いたら横殴りの猛吹雪で行く手が危ぶまれたが南海電車で難波に着くころには青空も顔を覗かせ一安心。雪を見越して坦々麺を食べに前日入りしていたへのさんと合流し、道具屋筋でんでんタウン、道頓堀界隈をぶらぶらと歩き「がんこ」の開店12時を待つ。
ここは私が福岡へ引っ越した直後にオープンしたもんで噂は聞いていたが初めての訪問。東京の総本家、末広町の八代目、今は独立した新橋の勇、などは食べた経験があるが西日本に初めてできた直系の「がんこ」とあれば何をおいても行ってみるしかなし。
えび油塩の酒ワンタン乗せ。

スルメに帆立などの海産物系が効いたスープは「がんこ」らしい黄金色の美しさ。それがよく絡む細縮れ麺もまさに「がんこ」。
そしてワンタンの中身に酒を味付けしてる「酒ワンタン」はここのオリジナルなんですかねえ。本日は紹興酒と菊正宗と大吟醸の三種類あるということでそれを一個ずつ乗せてもらったがこれがまあ美味いのなんの。一応未成年者と車運転の方はご遠慮くださいというだけに酒の味が隠し味以上に利いていて初体験の美味さ。へのさん、食べずに損しましたぜ。

「がんこ」と言えば塩辛いのも特徴だがここは関西を意識してかそれほどでもない。標準は塩ダレ30ccだけど次は40くらいでもいいかな。しかし久々のがんこ、さすがの美味さでありました。まだ若いご主人の今後がさらに楽しみ。芸人さんの写真貼り過ぎなのはちょっとアレですが。

あとラーメンスープの炊き込みご飯「がんこ飯」がまた抜群。キューリのキューちゃんが何とも絶妙に合いまくり。