両国@南天神

海苔にも季節感があるってことに気付かされたのは九州ならではか。しかし新海苔の季節イコール新蕎麦の季節、そろそろ本州産の新蕎麦が出てるんじゃないかと両国へ。もうちょっと気取った店かと思っていたがご主人も腰が低くて居心地よし。聞けば一昨日から新蕎麦との事でまさにグッドタイミング。契約農家は信州との事。

まずは十割太打ち。ここの太打ちは断面が平べったく太打ちって言うより厚い平打ちって感じ。あまりに蕎麦粉が若すぎるのか意外と香りは強くないが甘味は十分。塩とおろしで食べると日本酒が進む進む。隣の席では釜揚げで食べてる人もいたがそれを鴨汁なんかでいったらそれも美味いんだろうなあ。江戸っ子には「てやんでェ」と言われそうだけど。

まだ香りが出ないため田舎そばだけは去年の蕎麦粉だと言うので普通のざるをおかわり。十割よりも外一(10対1)ってのがどうも私は一番好きなようでこちらの蕎麦もお上品過ぎず非常に好み。そばつゆも福岡にしては甘くなくい〜い感じ。
最後に蕎麦湯を湯桶一杯分がぶ飲みして動脈硬化を防ぐと言うルチンを目いっぱい補給。ふぅ〜あったまったぜ。