うどん平@博多駅前

AND2005-08-10

どうもこないだから博多うどんにハマり気味。いろいろ調べてみると未だ見ぬ美味麺がまだまだ近くにごろごろしていそう。三四軒まとめて行きたいとこだがそうもいかない世の定め、早速そのうちの筆頭格うどん平へ。
この暑い中、熱いうどんを食おうと言う人々で店は満員。その中でも麺をのし、切り、茹で、水で締め、もう一度温めて丼へという作業を分業制で手抜き無くきっちりこなすのはさすがですな。ちょっと讃岐の製麺所の雰囲気を思い出す。
待つことしばし、出てきた海老ごぼううどんは短冊切りのごぼう天と殻付きの甘海老四尾がきれいに並び見事な美しさ。
麺は博多うどんとしてはちょっとコシがあるけど暴れるほどではなくモチモチ系。
すめ(博多ではダシの事をこう言うらしい)は昆布もイリコも節系も突出しない上品さだけど確かに美味い。半分くらい食べたところで柚子胡椒を投入すれば辛味と酸味がプラスされまた全然違う風味に変貌。
そして何より海老天の美味い事ったら。普通の海老天だと汁の中ですぐに海老と衣が分離して、裸になった本体が元のサイズの一割くらいで寂しい思いをしたりするけど、殻付き海老は最後までサクサクで香ばしく、麺、ごぼう天と交互に食べると食感の違いが楽しい楽しい。
トラディショナルな博多うどんとはちょっと違うのだろうけどこりゃほんとにうまかもん。

関西にいた頃、個人的には麺類に関する関心度はラーメン>蕎麦>うどん、てな感じだったけど現時点では、うどん>ちゃんぽん(皿うどん)>ラーメン>蕎麦って感じか。
ちゃんぽんはランク外から赤丸急上昇だし。山田五郎みうらじゅんじゃないけど、「来てみなわからんもんやねえ…」