グラミー賞2007生中継&世界最速のインディアン

朝からWOWOWでグラミー授賞式の生中継を見る。オープニングの再結成ポリスのロクサーヌに始まり綺羅星のごときアーティストたちの揃い踏み。やっぱりアメリカの底力だねえ。個人的に印象に残ったのはビヨンセメアリー・J・ブライジ、そしてジェームス・ブラウンの IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLDを絶唱したクリスティーナ・アギレラ。そうそうイーグルスのDesperadoを歌った最優秀新人キャリー・アンダーウッドも良かったねえって全部女性ですな。
そして主要部門を総なめしたのはこれも女性トリオのディクシー・チックス。保守的なカントリー音楽の世界にいながら4年前に公然とブッシュを批判して全米から大バッシングを受けた彼女達が今やこんな事になるんだから…。良くも悪くもこれがアメリカだねえ。

それでもすっかりディクシー・チックスが気に入ったもんで早速タワーレコードへCDを買いに行きついでにソラリアで映画「世界最速のインディアン」を観る。
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これがまた良い。アメリカの一番良いところだけを抽出したような映画だが観ていて無条件に幸せになれる。ハンニバル・レクター博士から180度違うキャラクターを演じるアンソニー・ホプキンスはやはり名優。だって全く演技に見えないんだもの。しかしあんたもて過ぎやで。

てなわけであんまり好きじゃなかったアメリカを一日かけてすっかり好きになったところで明日から一週間、去年に続きアメリカへ行ってきます。