きりん亭@別府

世間はお盆休みの真っ只中ながら本日から大分県は国東半島の北、姫島へ出張。朝8時40分、天神北から高速を一路大分へ。大分市内で簡単な打合せを済ませ昼麺は別府のきりん亭。大分、別府周辺では焼肉屋や韓国料理店ではなく韓式冷麺、温麺だけの専門店が何軒もある。ここ、きりん亭もラーメン屋だが看板メニューは韓式冷麺。

フチに龍と「喜喜」がプリントされたごく普通のラーメンドンブリに入ってくるのがいかにもローカル土着食らしくて気分。麺は冷麺でよくある噛んでも噛んでも噛み切れないような強靭なコシとは全く異なり、しっかりしているものの最後には従順に歯に従う独特の食感。蕎麦粉を使ってないと言う盛岡名物の冷麺にちょっと似ているかも。魚出汁の利いたすっきりスープに好みで酢と一味唐辛子を加えれば暑い日にはたまらん一杯ですな。麺が二倍、三倍の大盛りメニューもあったがこれならツルツルっと食えちゃうかもねえ。同じ別府の冷麺と言っても前に行った胡月とは全く違いますな。どういう経緯でこのあたりに冷麺が定着したのかなかなか興味あります。