バロック、ロココの巨匠展@福岡県立美術館


今日は夜から忘年会。それまで時間つぶしに天神界隈をぶらぶらしていると県立美術館で展覧会をやってた事を思い出し久々に名画鑑賞としゃれ込む事に。ダヴィンチコードにハマって以来、西洋宗教画もちょっとしたマイブームなのね。
ルーベンスなんぞをふむふむとわかったふうな顔して眺めているとちょうどギャラリーツアーなる解説会が始まる。ガイドをしてくれるのは竹口宏司さんという学芸員。非常に親しみやすい風貌の上、おそらく大阪出身ではないかと思われる関西弁丸出しで飄々と語る竹口さんの解説はなかなか楽しく飽きさせない。バロック絵画の典型的な特徴のひとつは人物の表情が「イッている」ことだとか。つまりは信仰による恍惚感の表現ですな。確かにそう言われるとそれぞれみんな違った「イキ」方をしていて面白い。
最初はさわりだけ聴いてみようかと思っていたが結局1時間ちょっと最後までつきあう。美術に造詣が深い方には食い足りないかもしれないが、普通の方にはこれかなりオススメです。次に機会があればまた竹口さん狙いでイッてみます。