串喝えはら@神屋町

AND2005-12-05

大将が気合の入った串揚げを出してくれる「えはら」。11月の半ばくらいにカキフライを頼んだところ、「今年はまだいい牡蠣が入らない」と言われ逆に期待が高まっていた。12月に入りそろそろいいだろうと胸躍らせて訪問。
さすが串揚げ屋、カキフライにも串が通ってる。揚げたてを食わせるのが串揚げ屋の命。「熱いうちにどうぞ」と7粒の牡蠣が三回に分けて揚がってくるのも串揚げ屋の矜持か。
牡蠣は中くらいからやや大粒くらいまで。噛めば中身は見事なミディアムレアの揚げ具合。極上のホワイトソースを思わせる熱々の牡蠣のジュースが溢れ出る。まさに「海のミルク」を体感だねこりゃ。しかも牡蠣独特のクセや嫌味も全く感じない。これなら牡蠣が苦手な人でも目隠しして食わせりゃ「美味い!何これ?」と言いそうです。冬場は良く牡蠣フライ食う私だがこのレベルのやつは何年ぶりか。
トンカツソース、タルタルソース、塩、醤油と味付けを変えて楽しみつつあっという間に終了。一口で食うのはもったいないが、熱いうちにパクッと一口で食べた方が美味いというジレンマ。
さらにこれも気合の入った味噌汁、サラダ、奴、糠漬け、ご飯が付いて950円だから言うことなし。今のところ福岡での個人的断トツ牡蠣フライ定食に認定ですな。