みやけうどん＠呉服町

博多うどんを代表する老舗の一軒と聞き何はともあれ行ってみるかと。
古い木造家屋に藍染の暖簾とでかい提灯。いきなり老舗感満点。
出てきたうどんは麺がぶっとい。箸でつまむとずっしりとした重量感。そして表面のつやは無し。噛むとこれが拍子抜けするくらいの見事な腰の無さ。
良く立ち食いうどんスタンドなんかで、見るからに頼りなくてつまむとブチブチ切れそうなてろてろの麺に出会うこともあるけど、そういったのとはまったく違うしっかりした麺なのにまったく抵抗も弾力も無くすーっと歯が麺に入っていく感じ。もちろんもう一軒の老舗「かろのうろん」とも違う。関西のうどんともまったく違う。今まで食べたどのうどんにも似ていないこれはちょっとカルチャーショックなくらいの麺ですな。
ひょっとしたらこれこそが正調博多うどん？