グリルしき浪@難波

大阪で洋食屋と言えば桃谷のグリルトミー、今里新地のグリル太平というのが断然好きな2軒だったんであります。
グリルトミーはわずか5人ほど入れば一杯という小さな店なのに信じられないくらい美味い洋食を出してくれてました。しかし残念ながらご主人夫妻が昨年引退、閉店されました。あーあそこの三個まとめ揚げのカキフライは大袈裟でもなんでもなく日本一だったと思うなぁ。しかも800円。どっかであんなカキフライが食えるなら値段は10倍まで出します。どなたか情報求む。
対してグリル太平は今でも健在。毎年海外にワイン買い付けに行くのが趣味の大将が作る野球のボールくらいある球形の煮込みハンバーグと、分厚い特製トンカツはやっぱり他に類を見ないスペシャリテ。カウンターの洋食屋の隣にはワインセラー付きの個室もあって予約すればフルコースディナーもできます。どの駅からも徒歩15分はかかるという不便な場所にあるんでなかなか行きにくいのが唯一の難点。
で、その別格を除けばここも大好きな1軒。前記二店とは違って老舗の有名店。来た回数なら一番だろうなぁ。食い納めということで奮発して初めての特製ランチ。ポークチャップと有頭エビフライとミニハンバーグの盛り合わせですごいボリューム。このポークチャップというメニュー、東京ではあんまり見かけないけど大阪ではよくありますね。東京だったらポークソテー。チャップとソテーの違いは店によってもいろいろあるので微妙ですがチャップの方はケチャップ使ってて甘いソースってことでしょうか。本来はポークチョップが訛ったものでケチャップとは関係ないと思うんだけど。
しき浪のドミグラスはもともと甘目のため特にケチャップ感は感じず。この甘いドミグラスが東京の洋食とはまた違った大阪の味やねぇ。果たして福岡の洋食はどんなんでしょうか?